「減らす」原則
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「減らす技術」は組織でもつかえるか
現代人のサラリーマン生活では、ますます自分を安全にさらけ出したり、素で生きるという時間や場所が、あまりにも少なくなってきていて、自分を偽って生きることを強制されるなどで、ストレスがどんどん溜まってしまっている方も少なくないのではないでしょうか。
日常生活では、LINEなどのSNSや、Eメールチェックなどで流されて時間を消費してしまうことが多くありますよね。
組織の中では特に、「早く、早く」や、「出来て当たり前やん」っていう風潮がつよいんだけど、失敗してはいけないというプレッシャーもあるんだけど、案件が同時進行してるので、混乱しミスが増えます。人はそこまで器用にできていないんですね。刑事ドラマみたいに一つの案件に何人もチームで取り組むといいと思いますね。逆に一人一人が複数をもつとミス製造機になりますので。
私も、なんでこんなにやることが、多いんだろうと感じていました。あれも、これも全部やろうとすると、時間が足りなくなって。親切に丁寧にやろうとすると他のことが出来なくなる、遅れる、そして忘れてしまう。なんてショッチュウでした。
そこで、優先順位を付けていたのですが、どれも一番なんですね。2番がつけれない。仕方がないので先着順と締め切り順で、当面の順位づけしていましたよ。そうすると仕事はどんどん溜まります。
そこで(人生を変えるための6つの原則)を当てはめてみることを考えてみました。元々は、個人の夢の実現のために提案されたもののようですが、組織にも十分適応できそうに思います。
減らす《6つの原則》 レオ・バボータ
1.制限する(内容をみて、今やるか、来年やるか、やらないかを決める)
2.本質に迫ることだけを選ぶ(本質に迫らないものの業務の精度を下げる)
3.シンプルにする(作業を細別化して、単純にする。)
4.集中する(チェックは、別チームでする。修正指示)
5.習慣化する(時間帯を固定する)
6.小さくはじめる(テスト実行、修正、テスト実行、修正を繰り返し最良を見つける。)
まとめ
組織のなかでも、やってみると随分、楽になりそうですね。ほぼほぼ、システム運営や管理の仕事なのかもしれません。
個人は、日常の時間帯と作業内容が、主なスケジュール管理になりますね。まず30日間続けてみると面白い結果がでてくるんだそうです。
組織では、決算サイクルの長さにもよりますが、半年とか1年で変化が見られるのかもしれませんね。
参考本 減らす技術
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