時代遅れが最先端・「絵本」は「スマホ」弊害の特効薬だ

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絵本の親子画像

「絵本の力」に関するメッセージ

柳田邦男さんの「えほんの講演会」でのメッセージをご紹介させていただきます。

スマホ・ネットは便利だけど、使う人は幸せ?

このごろ、「パソコン」や「スマホ」の開発がどんどん進歩してて、人が機械を使うというより、機械に使われているような感じがしますね。いつもスマホを触っているとか、「歩きスマホ」とか。友達と一緒にいても、知らん顔でスマホを見てて、会話がないとか。デジタル機器の発展は本当に、便利?ヘンテコな世界を作ってしまっているんじゃないかな?このままでいいのかな?と立ち止まって感じてみました。

早い・簡単・便利なデジタル機器「スマホ」やネットの影響

スマホ・ライン・ネット依存について、携帯電話が広がったころに、携帯がないと不安だという人がふえましたが、今やネットにつながってないと不安だとか。ネットのない時代が長かった旧世代の私は、しょっちゅう置き場所を忘れます。この差はなんだろう?あれば便利なんだけど、ネットがなくても生きていけると、「ハダ」で知っているからでしょうか?

今は、言葉さえ出来れば、世界中の人とつながれるようになりました。すごいことですね。だけど、身近な人との繋がりが減りましたね。泣いて、笑って、ケンカするような直接的な接触が減っちゃった。で増えたのが「いじめ?」

特に危険と思うのは、脳が急成長している最中の子どもたちですね。よくテレビなどの「主人公になり切れる」というあの時代です。

ネット内でのバーチャル世界感は、本当によく出来ていますので、のめり込んでしまう。現実との境界線がわからなくなって錯覚し混乱してしまいます。

頭ではわかっていても、リセットしたら復活する世界で長くいると、命の感覚が身につかないし、イジメている実感も薄くなる。ということでイジメが増えてきたような気がします。

「絵本読み聞かせ」の効果

こどもは恐ろしいほど敏感。

いつも「テレビ」をつけて、「パソコン」つけて、「スマホ」をさわりながら、赤ちゃんにミルクをあげているお母さんがいました。『子どもは、親がどのくらい自分を見てくれているか感じている』という話を思い出して、ミルクをあげている時に「テレビ」、「パソコン」の電源をOFFにして「スマホ」も手放したそうです。そしたら、今までにない笑顔で、赤ちゃんが笑って驚いたそうです。こどもは親が100%自分と向き合ってくれていることがわかるんですね。とコメントされていたそうです。

「ミルク」を「絵本の読み聞かせ」に置き換えても同じようなことが言えるそうですよ。時代おくれが、最先端!「アナログだからこそ伝わる」ものがありますね。温かさ、柔らかさ、におい、味、雰囲気や、自分に向き合ってくれている人の感情の程度など。子どもたちは、今、ここで感じる一瞬、一瞬を大切に味わって生きていたのですね。

・・・大人になって、ずいぶん経って、忘れちゃってましたね。

「読み聞かせ」の効用。絵本は、こころの特効薬

言葉を発達させる 

 絵本の言葉は、何人もの人が考えて選び抜かれた言葉、手間暇かけた優しい言葉です。日頃から、良質な言葉に触れることが大切ですね。ちなみに、ネットの言葉は、ひとりで書いた思いつきの「粗雑」な言葉が多いです。

感性・感情を発達させる・文脈理解力を発達させる

人間関係を理解するツールとしての絵本があります。「おじいちゃんのごくらく、ごくらく」を読み聞かせたときに、お葬式では、泣かなかった子ども(4歳)が、突然泣き出したって。絵本の中の子が、おじいちゃんが死んだときに泣いていた。それで、子供なりに「こういう時は泣いていいんだ」ということが分かって、自分のおばあちゃんが死んだ時(数年前)のことを思い出して、絵本の場面と共感して泣いたんだって。

ほかに、共感、協働、受容、高揚なども発達させるといわれていますよ。

読み手の感情表現で、リアル世界を体験する。

同じ絵本を何度も選んで、「読んでー」と子供に言われた経験がおありの方も多いと思います。そんな時大人は、つい「それはもう読んだでしょ。違うのにしようよ。」と言ってしまいますが、実は、こどもは何度も、えほんを「体験」したいんですね。遊園地で何度もジェットコースターに乗るのは体験したいから。子どもは、えほんを「体験したい」ということなんですね。

ゆっくり、深く味わう「こころ」が育つ

絵本の読み聞かせは、親の「こころ」も和ませてくれます。親が優しくなることで、子どもの「こころ」も安定します。そんな風に、親子で同じ時間を過ごしているとき、子どもに「こころのふるさと」が刻まれていくものなのだそうです。

絵本の紹介 (まとめ)

「ちょっとだけ」 赤ちゃんにお母さんを独り占めされ、なんでも独りでしなくちゃいけなくなっちゃったお姉ちゃんは、いつも我慢してて、いつもさびしくて・・・。つい、赤ちゃんがお昼寝しているとき、ちょっとだけお母さんに、「だっこしてほしいの」とお願いします。その時、お母さんは・・・「いっぱい抱きしめてあげたいんですけど、いいですか」といってくれます。

ちょっとだけ (こどものとも絵本)
瀧村 有子
福音館書店
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「ヤクーバとライオン 1勇気」、「ヤクーバとライオン 2信頼」

この本は、ある小学校で丁寧な読み聞かせをして、感想文を書いてもらったところ、その学校で「イジメ」がなくなったという伝説をもつ一冊だそうです。

ヤクーバとライオン (1) 勇気 (講談社の翻訳絵本)
ティエリー・デデュー
講談社
売り上げランキング: 92,616

ヤクーバとライオン 2 信頼 (講談社の翻訳絵本)
ティエリー・デデュー
講談社
売り上げランキング: 97,386

「おじさんの傘」

おじさんは、とても傘を大事にしていて、雨がふっても「傘が濡れるから」といって、傘を広げません。・・・・・・・実は、おじさんは傘じゃなくて心を開けなかったんだね。

おじさんのかさ (講談社の創作絵本)
佐野 洋子
講談社
売り上げランキング: 81,444

「大切な君に」

人形の国のお話です。この人形の国には、失敗したら「✖」(バツ)シール、優秀なら「★」(ほし)シールを体に貼る、というルールがあって、「✖」シールいっぱいの人形は、いつも自信喪失していました。

あるとき、自分たちをつくった人形師に出会います。そして、彼が人形の国中すべての人形を愛していることを知ったとき、自分の体の「✖」シールを全部はがしてしまいます。「自己否定」していた子が、自分を愛してくれている人が、独りでもいることを知って、「自己肯定」することが出来た。そんな「きっかけ」の絵本です。

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